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1月29日に「生活困窮者支援研修会」を行いました

2020年01月30日

               当院で行われている研修会などについてお伝えするコーナー
     今回は「生活困窮者支援研修会」についてです
         ‟成年後見人制度から、身寄りのない方への支援を考える”
     身寄りがない・判断力がない。
     このような患者さんへの「治療の判断や対応」は、どのようにしたらいいのでしょう?!

 近年「身寄りがなかったり、家族の協力が得られにくい患者さんが増えてきている」ように思います。私たちも対応に当たり「困ったな… どうすればいいのかな?」と悩むケースが増えていることから、今回「生活困窮者支援委員会」が企画し「成年後見人制度から、身寄りのない方への支援を考える」と題して職員への研修会を行いました。
 
 講師の弁護士 中澤泰二郎 先生は市内で法律事務所を開設され、ご自身も成年後見人をなさっています。経験を踏まえた説明は明確で分かり易く、「成年後見人制度? 名前は聞いたことはあるけれど…」という職員も、患者さんご本人の権利を擁護する制度であることについて理解することができたのではないかと考えています。 
 そして、「困っておられる方々に出会うことの多い私たちには、人権意識を持って早くその状況に気づき、院内の医療者・MSW等、院外の訪問看護・ケアマネージャー・介護事業者、行政等、そして成年後見人の皆さんと連携して対応することが必要である」という重要なポイントを学ぶ事ができました。
 
 受講者からは『日頃の疑問点を具体的に説明してもらえ、大変勉強になった』『病院全体で支援するんだという、共通認識の持てる良い研修だった』『今後の実践に生かしたい』などの感想がありました。
 私達は継続してこのような研修を行い、知識と連携意識を持って「困っておられる方々」に支援の手を差し伸べられるよう努めてまいります。


 恩賜財団(おんしざいだん) 済生会は、「生活に困っている人を医療で助ける」ことを目的とし、明治44年に設立されました。経済的に困っている方の医療費を無料又は減額する「無料低額診療」や生活困窮者支援「なでしこプラン」の事業を、現在延べ232万人余りの方を対象に積極的に行っています。


 中澤弁護士のご紹介


 講演開始です。


 制度や関係者の連携等について熱く語られています


 職員の質疑応答にも丁寧に答えていただきました。