ちょっと気になる 子宮頸がんについて
臨床検査科では病気の予防に役立つ情報を発信するため、地域に出向き「気になる病気」についてアンケート調査を行い、その集計をもとに「関心の高い病気」について最新の情報や検査データの見方などを分かりやすく解説したパンフレット「ちょっと気になる検査データ」を作成しました。
今回は『子宮頸(けい)がんについて』です。
子宮頸がんは、婦人科のなかでは最も多いがんで、発生の多くには『ヒトパピローマウィルス』の感染が深く関わっています。これはありふれたウイルスで、そのほとんどは免疫力で自然に排除されます。しかし、このウィルスに感染した状態が長く続くと、細胞に異常が発生しがんになってしまう事があります。また、喫煙も危険因子のひとつです。
子宮頸がんは若い女性や妊娠・出産回数が多い女性に多いのが特徴で、最近では20~30歳代で増加しています。早期のうちに発見できれば、完治する可能性の高いがんであり、その後の妊娠の可能性を残すこともできますので、定期的な検診を受けることが大切です。
【定期的な健診が、あなたの子宮といのちを守ります】
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パンフレットは院内の「正面受付前パンフレットケース、産婦人科外来、健診センター」にも置いてございます。どうぞお手に取ってご覧ください。