通過障害を伴う、悪性胃・十二指腸狭窄に対するステント治療

更新日:2021年04月01日

通過障害を伴う、悪性胃・十二指腸狭窄に対するステント治療

はじめに

これまで(胃がん・膵がん・大腸がん・その他の悪性腫瘍)などによる胃・十二指腸の消化管狭窄による通過障害が悪化し食事摂取が困難となった場合、根治的手術ができない場合は姑息的にバイパス手術を行なってきました。
2010年4月に保険適用となり、当院でも緩和を目的とした手術を回避し内視鏡による治療を積極的に行っています。実際には事前に腹部CT検査などでも評価後に内視鏡(胃カメラ)を用いX線透視下で狭窄部を評価します。その上で金属ステントを留置する事によって通過障害が改善できると判断した場合に留置しています。

治療方法の概略・麻酔方法

通過障害を伴う、悪性胃・十二指腸狭窄に対するステント治療方法の概略・麻酔方法

鎮痛剤(痛み止め)と鎮静剤(睡眠薬の注射液)を用いて、眠っている間に治療を行います。

通過障害を伴う、悪性胃・十二指腸狭窄に対するステント治療方法の概略・麻酔方法

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